パソコンを何年か使っていると、突然ブルーの画面が出て、回復できないシステムエラーという表示が出ることがある。これはWindowsの場合だが、Macの場合にはOSXになってからは、真っ暗の背景に浮き立つ白文字で同じような内容の文字列が並ぶ。その度に、顔が青ざめたり、気持ちが真っ暗になったりする。パソコンを祈るような気持ちで立ち上げなおすと見事に立ち直る。が、以来動きが緩慢。押し入れの奥に隠れているはずのリカバリーディスク(Windows)のことが脳裏をよぎる。と同時に、日頃からやろうやろうと思いながらついそのままになっていた煩わしいバックアップ作業のことが、重く心にのしかかる。
リカバリーディスクを使うと、HDDが不良になっていない限り、もとの気持ちのよい作業環境に戻る。しかし、そのリカバリーディスクを使う代償として、後生大事に貯めてきたデータ財産が灰燼に帰す。バックアップが必要となる所以だ。
バックアップする場合、所有するアプリケーションソフトやダウンロードしたシェアウェアなどは後から入れ直すことが可能なのでバックアップする必要はないと言われるが、個人的には、リカバリーディスクで作業を進める前に、そういったアプリでも最低限ソフト名、バージョン、ダウンロード先の確認をテキストデータとして残しておき、それ自体はバックアップしておくことにしている。市販の有名なソフトならともかく、便利に利用しているマイナーなシェアウェアはソフト名すら忘れることがあるからだ。また、ごく稀だが、そういったシェアウェアは市場から消えてなくなることがあるので、ネット上で存在を確認した上でリカバリー作業に移行したい。
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